【徹底解説】ゴキブリの出やすい時期と効果的な対策・駆除方法について
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実際のゴキブリの画像は使用していませんので安心してお読みください
ゴキブリって出やすい時期と出にくい時期があると思うことはないでしょうか。
特に夏場は外や家で見かける人も多いと思います。
見たくないけど見てしまうと不快ですしこわいですよね。
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ゴキブリが出やすい時期であっても私の家には出ないようにしたいわ
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ゴキブリって特に夏に多く発生しがちですよね
ゴキブリがなぜ夏場に多く、他の季節には少ないのか、夏場に出るゴキブリの対処やその他の季節の対策などをこの記事では解説していきます。
ゴキブリの生態
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気温20度以上で活発に活動する
ゴキブリは20度以上で活発に活動します、逆に20度以下の環境だと動きが鈍くなります。
ゴキブリは夜行性なので夜の気温が20度以上だとさらに活発に活動をします。
そうなるとやはり夏場は夜も気温が高いので、ゴキブリとしては絶好の活動および繁殖時期になってしまうというわけです。
一番増えるのは『夏』
春に20度を超えるあたりから活動を始め、夏場にピークを迎えます。
- 春に幼虫だったゴキブリは成虫になって活動が本格化
- ゴキブリにとって適温なので活動範囲が広がり色んな場所で目にする
- 繁殖を繰り返す上に成虫になるスピードも速いので個体数も増える
夏はゴキブリが活発になり数が増えるので人前に出てくる機会も増えるという訳です。
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たしかに夏に見ることが多い気がするわ
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夜も温度が高いとゴキブリは積極的に活動するので遭遇しやすくなります
さらに付け加えるとゴキブリの繁殖力はすさまじいものがあり、クロゴキブリ(一番メジャーなタイプ)は一度の産卵で22~28個の卵をカプセル(卵しょう)に入れて産みます。
メスは一生の間に20回ほど産卵しますので、一気に増殖してしまうわけです。
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ぞっとしてしまいますね
夏以外もゴキブリは隠れて生きている
では夏だけ気を付けていればいいの?というとそうではありません。
ゴキブリの寿命はクロゴキブリの場合約2年ほどあります。
- 卵~幼虫の期間:8カ月~1年程度
- 成虫の期間:6~7カ月程度
成虫として目に触れるのは夏場が多いですが、卵や幼虫として家の中でひっそり生活している可能性もあります。
卵や幼虫の段階で対策しておくと夏場に合わずに済みます。
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成虫になる前に予防したいわ
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季節ごとのゴキブリの生態を理解し、対策を取ることで予防しましょう!
季節別のゴキブリの生態
一般の家庭でよく出てきやすいクロゴキブリで1年の生態を見ていきましょう。
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
卵から幼虫へ | 活動&繁殖 | 冬の準備 | じっと越冬 |
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・幼虫の活動開始 ・あまり見かけない | ・幼虫が成虫になる ・色んな場所で見かける | ・冬を越す場所を探す ・産卵の開始 | ・成虫や幼虫はじっと越冬 ・卵も春を待つ |
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夏以外にも年中ゴキブリはいるのね!
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ゴキブリにとって居心地のよい家であれば年中います!
夏場に家で繁殖するとどうしても遭遇してしまうことは避けられないので、冬を越させない対策や幼虫の内に駆除することが大事になってきます。
季節別のゴキブリ対処方法
ゴキブリ駆除はゴキブリの生態に合わせて最適な方法を取ると高い効果が期待できます。
例えば、ゴキブリが活動しにくい秋・冬にスプレータイプの駆除剤で対処しようと思っても、ゴキブリは出てこないのであまり効果が上がりません。
効果の期待できる方法で駆除するのがいいでしょう。
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下のボックスを開くと季節ごとの駆除方法が詳しく書かれています
- 春の対策:夏の大繁殖の前に予防!
-
春はゴキブリが活動を始める時期です。
家の中で隠れて少しずつ活動を始めるゴキブリや、外から侵入してこようとするゴキブリを家に入れない対策が必要です。
春の対策- 隠れて見つかりにくいゴキブリを「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
- 「毒エサ(ベイト剤)タイプ」で連鎖駆除
- 「待ち伏せタイプ」の薬剤で家に侵入させない
隠れたゴキブリには「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
じっとしているゴキブリ退治にはお部屋の小さなすき間まで殺虫成分をまいてくれる「くん煙タイプ」の薬剤がいいでしょう。
くん煙タイプには煙・水・霧などありますが、火災報知器や近隣にも迷惑のかかりにくい霧タイプがいいでしょう。一軒家であれば煙タイプの利用もアリです。
こども・ペット・妊婦さんがいる場合は使用方法をよく読んでから使用してください。
「 毒エサ(ベイト剤)タイプ」で連鎖駆除
活動を始めたゴキブリには毒エサ(ベイト剤)も適しています。
殺虫スプレーは人前に姿を見せた時に使用するものなので、春の時期には使用機会がなかなかありません。成虫はもちろん幼虫にも効く毒エサで隠れたゴキブリを連鎖駆除しましょう。
「待ち伏せタイプ」の薬剤で家に侵入させない
夏の繁殖を防ぐには家の中にいるゴキブリだけではなく、外から侵入してこようとするゴキブリにも要注意です。
ゴキブリは0.5mmのスキマさえあれば侵入してきます。
待ち伏せタイプのスプレーを通り道になるところに吹きかけて
待ち伏せタイプのスプレーを通り道になるところに吹きかけておくと、薬剤を踏んだゴキブリを駆除したり嫌がって入りにくくなります。
スプレーを吹き付ける場所の例- サッシ
- ドアのすき間
- 通気口
- 換気扇
- 夏の対策:遭遇するゴキブリと隠れているゴキブリに対処!
-
夏はゴキブリが繁殖し家の中で遭遇する可能性もあります。
遭遇してしまったゴキブリはもちろん駆除しなければいけませんが、繁殖させない対処も大事になってきます。
夏の対策- ゴキブリに遭遇してしまったらすばやく「殺虫スプレー」で対処
- 隠れて見つかりにくいゴキブリを「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
- 「毒エサ(ベイト剤)タイプ」で連鎖駆除
遭遇してしまったらすばやく「殺虫スプレー」
ゴキブリに遭遇してしまったら逃がすわけにはいきません。その場から逃がさないために殺虫スプレーで駆除しましょう。
ゴキブリの殺虫成分としてよく使用されるピレスロイド系の薬剤はペットとして昆虫・魚などには影響がありますが、こどもや犬・猫には安全性が高いです。
ただ、殺虫成分を使用することに不安がある方はピレスロイド系の薬剤を含まない冷凍スプレーで動きを止めてからポリ袋に入れてたたいたりして駆除するのがいいでしょう。
隠れたゴキブリには「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
夏は繁殖が活発で卵を産む頻度も多く、孵化も早いなど大量発生の危険がいっぱいあります。
目の前に出てきた時に対処すればいいかな、と思っているうちに隠れた場所でゴキブリが繁殖してしまっている可能性があります。
くん煙タイプの駆除剤でお部屋の小さなすき間まで丸ごと駆除するのがいいでしょう。
くん煙タイプには煙・水・霧などありますが、火災報知器や近隣にも迷惑のかかりにくい霧タイプがいいでしょう。一軒家であれば煙タイプの利用もアリです。
こども・ペット・妊婦さんがいる場合は使用方法をよく読んでから使用してください。
活発なゴキブリには「毒エサタイプ」が有効
活発なゴキブリは成長したり繁殖するためにエサが必要です。
毒エサを設置することで、食べたゴキブリは死に、そのゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリが連鎖して駆除できる効果が期待できます。
ゴキブリが好みそうな場所に設置するのがいいでしょう。
毒エサの設置場所- 台所:シンク下、冷蔵庫の下や後ろ、収納スペース、ゴミ箱付近
- 洗面台:洗濯機の下、扉の奥
- 玄関:靴箱の奥や隅
- ベランダ:室外機の下や裏、花壇付近
- 秋・冬の対策:卵を産みやすい環境を作らない&越冬させない!
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秋から冬にかけてはゴキブリは越冬の準備に入ります。
産卵をしたり、越冬しやすい温かい場所を探します。ゴキブリが住み着く環境にしないことや、越冬させないために駆除する必要があります。
秋・冬の対策- 卵を産む場所や住み家を作らないようにする
- 隠れて見つかりにくいゴキブリを「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
- 「毒エサ(ベイト剤)タイプ」で連鎖駆除
あわせて読みたい【徹底解説】ゴキブリの卵はどうやって駆除する?OKな方法&NGな方法を解説!卵を産む場所や住み家を作らないようにする
ゴキブリは越冬するために温かく・暗く・狭い場所を好んでひそみます。
以下の場所を清潔に出来ていない、掃除できていないのであれば意識して掃除してみてください。
ゴキブリが越冬しやすい場所- ダンボール
- キッチンシンクや洗面所の下
- ベランダや部屋の植物の鉢の下
- 冷蔵庫の下
盲点となりやすいのはダンボールや植木鉢です。これらの環境はゴキブリにとってはかなり居心地がいいので注意が必要です。
隠れたゴキブリには「くん煙タイプ」の薬剤で撃退
成虫や幼虫は温度が低くなるとあまり動き回りません。しかしながら越冬されてしまうと来年に繁殖する機会を与えてしまうことになります。
くん煙タイプの駆除剤でお部屋の小さなすき間まで丸ごと駆除するのがいいでしょう。
くん煙タイプには煙・水・霧などありますが、火災報知器や近隣にも迷惑のかかりにくい霧タイプがいいでしょう。一軒家であれば煙タイプの利用もアリです。
こども・ペット・妊婦さんがいる場合は使用方法をよく読んでから使用してください。
隠れたゴキブリには「毒エサタイプ」が有効
寒くなりゴキブリが姿を見せなくなってからは毒エサタイプが有効な駆除手段になってきます。
毒エサを設置することで、食べたゴキブリは死に、そのゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリが連鎖して駆除できる効果が期待できます。
ゴキブリが好みそうな場所に設置するのがいいでしょう。
毒エサの設置場所- 台所:シンク下、冷蔵庫の下や後ろ、収納スペース、ゴミ箱付近
- 洗面台:洗濯機の下、扉の奥
- 玄関:靴箱の奥や隅
- ベランダ:室外機の下や裏、花壇付近
手っ取り早く駆除するなら業者に依頼するのがオススメ
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ここまで解説してきましたが、ゴキブリを理解して駆除方法を色々考えて対処するのはなかなか大変なことだと思います。
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ゴキブリに詳しくならないと駆除できないなんてイヤだわ。もっと簡単に何とかできないのかしら
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それなら駆除業者の利用がオススメです
駆除業者を利用するとこんなメリットがあります。
- 現地調査してくれるのでゴキブリが発生する原因を特定してくれる
- 高い駆除効果で家にいるゴキブリを一掃してくれる
- 再発しないためのアドバイスがもらえる
![【徹底解説】ゴキブリ駆除業者を利用するメリット7選!](https://kuromaru-blog.com/wp-content/uploads/2024/06/ゴキブリ駆除ドットコム-13-320x180.png)
ゴキブリに時間と労力を使うより、プロに駆除はおまかせして適切なアドバイスがもらえればトータルでコスパがよいのでオススメです。