【徹底解説】ハッカ油でゴキブリ防止!|心地よく防虫対策
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実際のゴキブリの画像は使用していません(かなりデフォルメされたイラストのみ使用)
- ゴキブリを予防したい
- ゴキブリに効果があるハッカ油が気になっている
- ゴキブリ予防は子どもに影響のない自然由来のものにしたい
ゴキブリ被害を何とかしたいと思った時に対処方法はさまざまありますが、「ハッカ油」が効果が高いという話を知っている人は多いでしょう。
ハッカはミントと同じくハーブの一種で自然由来なこともあり、駆除剤の殺虫成分を避けたいと思う人にとってメリットが多いと思います。
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ハッカの効果的な使い方を知ってゴキブリ対策をしたいわ
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ハッカ油は様々な使い方があって持っておくと便利ですので、この記事を参考にしてみてください
ハッカは人にとっては心地いいがゴキブリは嫌がる
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「薄荷(ハッカ)」はミントの品種のひとつで、日本で自生している和種のものをさします。
缶ドロップをはじめチョコミントフレーバーのお菓子や、シャンプーなどの化粧品にと幅広いアイテムに用いられています。
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スーっとした清涼感が印象的ですよね
ハッカは人にとっては心地よさをもたらしてくれますが、ゴキブリは大の苦手にしています。
ハッカには防虫効果がありゴキブリは苦手なので、人にとっては心地よいですがゴキブリにとっては大敵なのです。
ハッカ油のメリット・デメリット
メリット①ハッカの清涼感を感じながらゴキブリ予防ができる
ハッカはハーブの仲間なのでアロマとしても楽しむことができます。
ハッカの清涼感のある香りには気分をリフレッシュさせる効果があったり、集中力が無い時に頭をすっきりさせてくれる効果があります。
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ハッカの清涼感を楽しみながらゴキブリ予防ができるのは一石二鳥ですね
メリット②人にやさしい成分なので安心して使用できる
ハッカは天然成分なので駆除グッズの殺虫成分が気になる人も安心して使用ができます。
お子さんがいる中で強力な殺虫剤は使いたくない、という人にハッカ油はメリットがあります。
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自然の力でゴキブリを寄せ付けないので安心して利用できます
メリット③ゴキブリ以外に用途にも幅広く使える
殺虫剤であれば殺虫にしか使用用途はありませんが、ハッカ油にはたくさんの使い道があり、防虫以外にも利用することができます。
- マスクスプレー:外出時に利用すると清涼感ですっきり
- バスオイル:夏場の入浴にさっぱり
- マウスウォッシュ:口臭予防として
- 窓掃除・床掃除:除菌や消臭で清潔感を維持
- 靴箱の消臭剤:重曹とハッカ油で
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さまざまな用途に利用できるので一本あると便利です!
デメリット①猫や犬などペットを飼っている場合は使用を避けるべき
ハッカの効果は人体には無害ですが、犬・猫・鳥などのペットにとっては毒になりますので、使用しない方がいいでしょう。
ペットとして飼われる生き物の多くはハッカ油のように凝縮されたオイルを肝臓で解毒できず体に蓄積してしまったり、ハッカの臭いが刺激臭として強いストレスになる場合があります。
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ペットを飼っていれば使用しないことが大事です
デメリット②ゴキブリが嫌がる効果はあるが駆除はできない
ハッカの成分にはゴキブリが嫌がって近づかない効果があるので、家で遭遇しない・侵入させない効果が期待できますが駆除まではできません。
すでに家にゴキブリが繁殖している場合は、まず駆除を優先して行う必要があります。
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ハッカ油の効果は予防ですので、駆除する必要がある場合は殺虫効果のあるもので対処する方がいいです
ハッカ油スプレーの作り方
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スプレーでハッカ油を噴霧することで広範囲に防虫効果を撒くことができます。
ハッカ油のスプレーはとっても簡単に作ることができます。
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最初からスプレーになっているタイプもあります
材料
材料はいくつかありますが、揃えれば簡単に作ることができますよ。
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水の代わりに精製水を使うとより良い効果が期待できます
スプレー容器には避けた方いい素材があります。
作り方はハッカ油と無水エタノールを容器に入れ、よく混ぜ合わせます。
ハッカ油は油ですのでそのままでは水とよく混ざらないですが、先に無水エタノールと混ぜることで混ざりやすくなります。
無水エタノールがない場合
無水エタノールが無い場合でもスプレーを作ることができます。
ただ、油と水はそのままではよく混ざらないので使用前によく振って使用する必要があります。
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混ざらないまま使用すると効果にムラが出て本来の効果が期待できません
使用は10日以内に
ご家庭で作ったハッカ油スプレーは保存料が入っていないため、作ってからどんどん変化してゴキブリが苦手な香りが落ちていってしまいます。
10日以内で使用しきれる量を作って、使い切るようにしましょう。
使用は気温が高い春先~夏の時期に、頻度は1~2日おきに
ゴキブリは温かくなってきてから活動を開始します。
ゴキブリは春先から行動を始め、もっとも活発に活動する時期は、夜行性のゴキブリが夜でも活動しやすい夏の時期です。
![【徹底解説】ゴキブリの出やすい時期と効果的な対策・駆除方法について](https://kuromaru-blog.com/wp-content/uploads/2023/12/ゴキブリ駆除ドットコム-19-320x180.png)
この春先~夏の時期にかけて1~2日の頻度でスプレー噴射をすれば効果を継続させる効果が期待できます。
使用箇所はゴキブリの侵入ルートや潜んでいる場所へ
噴射箇所はゴキブリの侵入ルートや潜伏している箇所に行うのがいいでしょう。
玄関・ベランダ
玄関やベランダの開閉時のすき間やサッシなどのわずかなすき間から侵入してきます。王道の侵入ルートになるので意識的に吹きかけましょう。
エアコン
エアコンは使用時に水が溜まったり湿度が高いため、湿気を好むゴキブリの住み家になりがちです。排水ホースが外と繋がっているのでそこからゴキブリが入って来ることがあります。
吹き付ける際はカバーを外しフィルターに吹きかけるのがいいでしょう。
キッチン・洗面所のシンク下
キッチンやシンク下は暗くて湿気があるため、ゴキブリの住み家になっていることが多いです。こちらも忘れず吹きかけましょう。
トイレ・バスルーム
水廻りで汚れが溜まりやすいトイレ・バスルームはゴキブリの好きな環境です。ゴキブリは雑食性なので髪の毛の皮脂や髪の毛もエサになります。
大きな家具家電の下や裏
家具家電の下や裏はホコリや汚れがたまりやすくゴキブリにとってエサ場になりやすいです。また、狭く暗い空間になりやすくゴキブリにとって格好の住み家になります。
鉢植えの下
鉢植えの下は暗く狭く水を撒いているので湿気もあり、ゴキブリにとって最適な環境になりがちで卵を産まれているケースもあります。
利用上の注意
ハッカ油は自然由来で便利で用途も多いのが魅力ですが、ハッカの成分を濃縮して作っているので利用上の注意点もあります。
直接原液を肌に触れないようにする
ハッカ油の原液を直接肌に触れてしまった場合、刺激が強いので皮膚がヒリヒリとしてしまったり場合によっては皮膚トラブルを生じることがあります。
直接原液が服や床につかないようにする
フローリングや壁などに原液がつくとシミなどの原因になってしまいます。衣類においても原液がついてしまうと汚れやシミの原因になることがあります。
ペットを飼っている場合には使わない
ペットにとっては濃縮されたハッカは毒になる可能性が高いので、使用しない方がいいでしょう。中毒症状が出てしまう危険があります。
ハッカ油ディフューザーの作り方
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スプレータイプのように特定の範囲ではなく、より広範囲に香りを広げたい場合にはディフューザータイプがおすすめです。
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こちらも材料さえあれば簡単に作れますよ
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グリセリンですが保湿剤の役割を果たしディフューザー液が蒸発しにくくなるので忘れず入れましょう
ハッカ油と無水エタノールを混ぜた後、グリセリンを混ぜて上でリードスティックを差しましょう。
1週間程度でハッカの香りの効果が切れてしまうので、量が多くなり過ぎないように調整しましょう。
ハッカ油を染み込ませたガーゼも効果あり
ガーゼにハッカ油数滴(3~4滴)を染み込ませて置いておくことで、ゴキブリを寄せ付けない効果が期待できます。
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ガーゼ以外もティッシュ・コットンなども代用できます
これらをキッチンやゴミ箱などゴキブリがいそうな場所に置いておくといいでしょう、香りが消えたら(約1週間程度)で新しいものと取り換えましょう。
材料も少なく簡単にできるのでおすすめです。
ハッカ油を重曹を混ぜた忌避剤も効果あり
ハッカ油と重曹混ぜると置くタイプとして利用することができるゴキブリが寄り付かない効果が期待できます。
重曹にハッカ油を混ぜ、お茶パックに入れた上で設置しましょう。
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スプレーに比べて対策範囲が限られているのでピンポイントで置くのがいいでしょう
まとめ
ハッカ油を使ったゴキブリ防虫対策についてこの記事では紹介しました。
ハッカ油を持っていれば様々な防虫対策に利用できるほか、防虫対策以外にも普段使いもできます。
ハッカ油を取り入れて心地よくゴキブリ予防をしてみてはいかがでしょうか?