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【独学合格者のリアルな感想】出る順 行政書士シリーズの徹底レビュー!評判・口コミ

kuromaru
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「出る順」シリーズは行政書士試験を独学で受験する人の強い支持を集める教材です。

特に「肢別過去問題集」や「ウォーク問」は合格者がよく使用している人気&知名度抜群の教材です。

出る順シリーズは多彩なラインナップがあり独学受験をする人の強い味方となる教材です

この記事では行政書士試験に独学合格した経験を持つ自分が必須の教材や購入しなくてもよい教材まで実際の使用感を元に解説しています。

各教材のメリットからデメリットまで正直に解説しています

教材選びに悩んでいる人は参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

Profile

30代男性サラリーマン

まったくの法律初学者の状態から独学で行政書士試験に合格しました。

勉強は苦手でも仕組化して何とか粘って頑張るタイプです。

保有資格(試験合格含む)

 ▶行政書士試験合格
 ▶宅地建物取引士試験合格
 ▶日商簿記検定2級
 ▶ビジネス実務法務検定2級

Q
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出る順シリーズについて

テキスト
合格基本書肢別過去問題集ウォーク問 過去問題集 法令編ウォーク問 過去問題集 一般知識編合格問題集40字記述式・多肢選択式問題集最重要論点250当たる!直前予想模試
価格(税込)3,080円3,850円2,860円1,650円2,640円1,650円1,650円1,760円
必要度
使用シーン試験日まで常時使用肢別かウォーク問か合格問題集のどれかを選んで合格基本書と共に試験日まで常時使用試験数か月前に集中して学習したい時試験数か月前にまとめ的に学習したい時試験数か月前に実践演習したい時
詳細

出る順シリーズにはたくさんの教材があってどれを使うのがいいか迷ってしまう人もいるかもしれません。

教材の種類が多すぎて私は最初混乱しました

それぞれの教材は状況に合わせて以下のように使い分ける目的で作られています。

全部購入した方がいいかというと、全てでなくても問題はありません。

出る順は問題集が優れているので肢別過去問題集またはウォーク問を購入し、テキストは同じ出る順で固めておくと学習ストレスが少ないので合格基本書を購入するのが良いでしょう。

他の教材は必要があれば購入する温度感でよいと思います。

ポイント

問題集は肢別過去問題集orウォーク問、テキストは合格基本書!他は必要に応じてでOK!

教材はいいものを少なく購入して使い倒すことで習熟度が上がっていきますので、必要最低限をおすすめします

ただ他の教材もあると教材間で行き来することで定着がより効率的に深まるといった効果が期待できますので、不要ということではありません。

出る順行政書士 合格基本書

下にスクロールしたAmazonのページの「サンプルを読む」からたくさん見れますのでイメージがわきやすいです

出典:amazon

こんな人向け

文章中心のシンプルな参考書がいい人

出る順の合格基本書はシンプルに必要な情報に絞って解説しているテキストです。

丁寧過ぎる図解やイラストは不要で問題集中心に辞書的にテキストを使いたいといった人に向いています。

出る順は肢別過去問・ウォーク問といった問題集に定評があるので、問題集に合わせてテキストをそろえたい人はおすすめです。

継続学習できる工夫

 ・項目が見開き2ページ以内で完結する構成のためテンポよく学習できる
 ・判例や補足が側注にまとめられていて学習を妨げない

この教材の内容・情報量

 ・合格ラインを狙うに十分な情報量
 ・シンプルな構成なので厚みは4cmで他の出版社の教材と比べて薄い
 ・無駄を省いて必要な項目を絞った書き方になっている

この教材の弱点

 ・分冊できないので持ち運びが少し大変
 ・シンプルな一方イラストや図解は少なめ
 ・フルカラーではないのでやや飽きを感じやすい
 ・学習アドバイスや傾向と対策が少なめ

その他の特長

 ・別冊六法あり

正直なところテキストとしては「伊藤塾のうかる!」や「合格革命」、「合格のトリセツ」に押されていますが、出る順は問題集にとても人気があります。

問題集とテキストがリンクしていると時間の無駄が抑えられるので、問題集に合わせる形でこの合格基本書を購入するというのはアリだと思います。

出る順行政書士 肢別過去問題集

こんな人向け

ボリューム多いが合格に必要な知識が一冊に全て盛り込まれた問題集が欲しい人

肢別過去問題集は独学した人の多くが使用している教材です。

出る順には問題集の選択肢として「肢別過去問題集」「ウォーク問」「合格問題集」がありますが、私は「肢別過去問題集」が一番オススメです。

択一式の問題は正解の肢ばかりに目がいきがちですが、肢別過去問題集は肢別の一問一答式であることでより深いアウトプットができる点に大きなメリットがあります。

なんと2500を超える大ボリュームの問題数です

さらにこの教材のオススメポイントとしては教材の全ての問題がスマホで学習できる点です。

問題集は結構分厚く持ち運びに不便だったりするので有難いです。

この教材のポイント

 ・肢別問題集というアウトプットに特化した教材
 ・知識量と情報量が合格を狙うのに十分な量がある
 ・基本合格書とのリンクがあるので学習時間に無駄がない
 ・全問学習できるアプリあり

この教材の内容・情報量

 ・合格ラインを狙うに十分な内容
 ・一問一答形式で2500問を超える他にはない量の問題数(合格革命と同レベル)
 ・近年の傾向を考慮したオリジナル問題が充実している

この教材の弱点

 ・赤シートに対応していない
 ・分冊できないので持ち運びが大変(アプリを利用すれば解消できる)
 ・記述式の対策まではできない

その他の特長

 ・解答かくしシートあり

出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集

こんな人向け

もっとも優れた過去問題集で合格を目指したい人

行政書士の問題集には予想問題やオリジナル問題、公務員試験や司法書士試験など他資格の問題などがありますが、何より大切なのは「過去問」です。

全く同じ問題は出ることはありませんが、選択肢のうちのいくつかが過去問から出てくることはたくさんあります。

行政書士試験にとって重要な問題は何度でも出題されます

そんな過去問だけに特化した他にはない教材が「ウォーク問」です。

過去試験のみを取り扱う問題は意外にも少なく、他の教材には類を見ない過去10年分全ての問題を掲載しています。

この教材のポイント

 ・過去10年分の本試験問題を分析し各科目の体系項目別に分類
 ・3冊に分冊可能(法令編)
 ・B6サイズでコンパクト
 ・基本合格書とのリンクがあるので学習時間に無駄がない
 ・過去問をそのままではなく法改正に対応させている

この教材の内容・情報量

 ・一問一答、5肢択一、多肢選択、記述と本番を想定した形式で問題数は約460問と十分(法令と一般知識の合計)

この教材の弱点

 ・赤シートに対応していない
 ・オリジナル問題はない
 ・文字幅が狭く窮屈な印象
 ・白黒になっている

その他の特長

 ・過去問だけだからできる問題の正答率の表示

出る順行政書士 合格問題集

こんな人向け

肢別問題集やウォーク問で足りないと感じた時のサテライト的な問題集がほしい人

出る順の問題集は「肢別問題集」「ウォーク問」は優れた問題集で独学者からの指示が集まる一方で、「合格問題集」については正直押されてしまっている印象です。

問題数が少ないのでちょっと心もとないです

知識の定着はテキストからのインプットより問題集でのアウトプットが大事ですが、こちらの問題数は厳選し過ぎていてやや不十分な印象です。

肢別問題集やウォーク問など他の問題集で足りないときのサテライト的な問題集として持っておく温度感がいいのかなと思います。

この教材のポイント

 ・全問学習できるアプリあり
 ・問題の難易度と重要度が一目で見て分かるのでメリハリがつく
 ・総合テキストと項目がリンクしているので時間に無駄がない

この教材の内容・情報量

 ・問題数は200問と他の教材と比較して少ない

この教材の弱点

 ・問題を厳選してしまい過ぎている
 ・同じ出る順でも肢別問題集やウォーク問の方がどうしても利用メリットが大きい

その他の特長

 ・解答かくしシートあり

出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集

こんな人向け

学習後半に記述・多肢選択の対策が足りないと感じる人

記述と多肢選択に特化した問題集でとてもオススメです。

とくに記述式は択一式とは異なり答えは自分の頭にしかありません

解答を頭の中から思い起こして40字という指定の範囲で記述するには訓練が必要です。

私は1年目の受験で記述ができが悪く不合格になりました、逆に2年目は記述ができたので合格できました

苦手な状態で試験に突入しようとしている人はぜひこの教材で練習するのをおすすめします。

さらにこの問題集のメリットとして、全てがオリジナル問題で構成されています。

記述式や多肢選択は出題数が少ないこともあり過去問にない新しい問題を出題してきます。

オリジナル問題で予想問題を対策できるのはメリットと言えるでしょう。

この教材のポイント

 ・オリジナル問題を120問以上も掲載
 ・重要度と難易度が記載されているのでメリハリをつけた学習ができる
 ・解答を導くためのヒントがある
 ・基本テキストとのリンクがあるので学習時間に無駄がない

この教材の内容・情報量

 ・記述や多肢選択式で高得点を狙うには十分
 ・解答解説以上のプラスアルファの解説が各問題にある

この教材の弱点

 ・記述や多肢選択が苦手な人のための教材なので全員が必要なわけではない
 ・直前期のみ駆け込みで学習する教材なので他の時期は特に必要はない

あわせて読みたい
【経験者が解説】行政書士の記述対策!苦手な人が得点源にするための方法
【経験者が解説】行政書士の記述対策!苦手な人が得点源にするための方法

出る順行政書士 最重要論点250

こんな人向け

試験直前期に総まとめ的な本が欲しい人

最重要論点250はいわゆる「まとめ本」や「暗記本」と言われる教材です。

試験直前期に重要論点を一気に詰め込んでピークの状態で受験に臨むために利用する人が多いです。

試験会場で最後まで読んでいる人もよく見かけます

この教材の良いところはコンパクトなB6版サイズながら情報量が素晴らしく、重要ポイントはもちろんのこと判例まできっちりとまとめられています。

私は購入しませんでしたが、直前期にまで分厚く情報量の多いテキストを読みたくないといったには人は向いている一冊です。

この教材のポイント

 ・図解やイラストが豊富でビジュアルで分かりやすい
 ・コンパクトなのに情報量がしっかりしている
 ・直前期の知識の総まとめや暗記に適した教材

この教材の内容・情報量

 ・重要論点を250項目もまとめている

この教材の弱点

 ・フルカラーではない

出る順行政書士 当たる!直前予想模試

こんな人向け

市販の売れ筋NO1の模試で対策したい人

市販の模試にはTACが出版している模試もありますが、出る順の模試は例年売れ筋NO1となっている人気の教材です。

私は自宅で模試を行うより会場派ですが、自宅で受けるなら出る順の模試がおすすめです

LECの講師による記述解説や特典で出題予想がついてくるなど、お値段の割にとてもサービスのよい内容になっています。

この教材のポイント

 ・市販の模試の売れ筋NO1
 ・記述式の解説動画あり
 ・講師陣による出題予想の解説あり

この教材の内容・情報量

 ・3回+直近の過去試験の計4回分収録

まとめ:出る順シリーズの中でも問題集は購入すべき教材

テキスト
合格基本書肢別過去問題集ウォーク問 過去問題集 法令編ウォーク問 過去問題集 一般知識編合格問題集40字記述式・多肢選択式問題集最重要論点250当たる!直前予想模試
価格(税込)3,080円3,850円2,860円1,650円2,640円1,650円1,650円1,760円
必要度
使用シーン試験日まで常時使用肢別かウォーク問か合格問題集のどれかを選んで合格基本書と共に試験日まで常時使用試験数か月前に集中して学習したい時試験数か月前にまとめ的に学習したい時試験数か月前に実践演習したい時
詳細

出る順シリーズは独学合格した自分から見て、アウトプットである問題集にかなり強みのある教材だと思っています。

肢別問題集やウォーク問は信じて何度も学習すれば合格ラインに届く教材だと感じています。

独学は教材をいかに信じて学習を進めるかが合否を分けます。

途中で他の教材に乗り換えたり、たくさんの教材を購入すればその分時間をロスすることにつながって、最悪の場合は不合格なんてことになりかねません。

出る順は独学同格した私から見ても優れた教材だと思いますし、ほかの受験生からも支持の高い教材ですので、購入して損はない教材です。

この記事が教材選びのお役に立てれば幸いです。

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くろまる
くろまる
管理人
・30代会社員男性 ・仕事は経理関係 ・法律はまったくの初学者の状態で学習をスタートし合格 ・保有資格(試験合格含む)   行政書士試験合格   宅地建物取引士試験合格   日商簿記検定2級   ビジネス実務法務検定2級
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