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【経験者が解説】初心者&独学でも行政書士試験に合格できる!おすすめ学習方法も解説

kuromaru
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こんな人にオススメ
  • 行政書士試験の受験を検討している法律初心者の人
  • 独学で頑張ってみようと思っている人
  • 初心者&独学のおすすめの合格法を知りたい人

行政書士試験を受験しようと思ったときに独学で頑張りたいと思う人は多いですよね。

独学&初心者で難易度の高い行政書士試験に挑むのに不安がない人はまずいないと思います。

私は法律全般まったくの初心者の状態から独学で勉強して行政書士試験に合格しました。

私は特別頭がいいわけでもありませんし怠けがちな性格ですがちゃんと独学で合格できました

行政書士を独学合格するのは難しいと検索すると良く出てきますが惑わされる必要はありません。

この記事を読めば「結局のところ初心者でも独学合格できるの?」という疑問に終止符を打つことができます。

さらに私の経験を交えた独学合格の戦略を徹底解説しますので、独学合格を目指す方はぜひ見てみてください。

Profile

30代男性サラリーマン

まったくの法律初学者の状態から独学で行政書士試験に合格しました。

勉強は苦手でも仕組化して何とか粘って頑張るタイプです。

保有資格(試験合格含む)

 ▶行政書士試験合格
 ▶宅地建物取引士試験合格
 ▶日商簿記検定2級
 ▶ビジネス実務法務検定2級

Q
行政書士試験合格証を見る
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行政書士は法律初心者&独学でも十分合格を狙える

行政書士試験は毎年10~13%の合格率のいわゆる難関国家資格と呼ばれる資格です。

受験する人の中には会社の法務部に勤めている人や法学部出身の人、司法書士や司法試験を目指している人もいます。

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そんな人たちが受験する資格に全くの初心者が挑んでも時間とお金が無駄になるだけじゃない?

難しいように感じてしまいますが初心者でも十分合格を目指すことができます

行政書士試験は法律系の資格なので法律のベースがある人が有利なのは確かです。

しかし、法律の基礎があるのと行政書士試験へのアドバンテージは必ずしもイコールではありません

行政書士試験で一番の比重を占める行政法は行政書士試験特有の法律知識ですのでほとんどの受験生が一から学習しないといけません。

アドバンテージと言っても学習序盤に初心者と比較してとっつきやすいくらいに捉えておくくらいでいいと思います。

頑張って学習すれば時間は多少かかりますが追いつくことが十分できるので安心してください

通信や通学でなくても合格できる

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初心者が独学ってかなり不利な条件な気がするわ

自分ひとりで学習すると考えると不安が多いですよね

初心者&独学のスタイルで合格した自分の経験からお伝えすると独学だから合格できないことは全然ありません。

独学でも合格できる理由は実はたくさんあります!

合格可能な理由5選
  1. 平凡&初学者の私でも努力次第で合格できたから
  2. 教えてもらわないと理解できないレベルの内容は想像ほど多くはないから
  3. 市販のテキストや問題集でしっかり合格点を狙える内容になっているから
  4. 独学だからこそのメリットがあるから
  5. 通学・通信講座でも自分で学習する習慣がないと結局合格できないから

以下の記事で解説していますので、気になる方は見てみてください。

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私は独学だったからこそ合格ができました

私は普段から仕事が忙しく通学や通信のようにまとまった受講時間を確保しにくい環境でした。

繁忙期と閑散期が不規則に来るので自分で決めたスケジュールで学習したかったこともあり、通信や通学は自分に合っていなかったので選びませんでした。

独学は自分の都合に合わせて柔軟に学習できるのが最大のメリットです。

独学でも正しい学習方法でモチベーションを維持できれば試験合格を狙うことができます。

法律は全体像が分かれば理解しやすい

私もそうでしたが初心者の人が最初に不安に思うことは「法律というものがそもそもよく分からない」「難しい法律の話を理解できるのか」という点だと思います。

自分が独学で行政書士を学び始めたとき、がむしゃらにテキストの内容を頭に入れようとしました。

しかし難しい法律の表現や聞きなれない法律用語に戸惑ってなかなか理解できませんでした。

ですが法律の仕組みや構造を頭の片隅でイメージするとだんだんとすんなり理解できるようになっていきました。

法律にはこういう特徴がある!と思うだけで難しいと思っていた法律のハードルがぐっと下がりますよ

  • 学習する法律は誰かと誰かの利害が対立した時、状況に応じてどうやって解決を図るかを取り決めているものが大半
  • 法律の構造を理解すると学習が進めやすい

学習する法律は利害を調整するものが多い

法律と聞くとルールが決められているというイメージを持つと思いますが、それだけだとまだ漠然としています。

行政書士試験で学習する法律の多くは誰かと誰かがもめた時(利害が対立した時)にどうやって解決させるかを問うものが多いです。

国vs人の構図なら、例えば人が国に許認可を申請したい時にどういう手続きを経て決定が出るのか、否認された時に納得いかなければどうするのかという具合です。

会社vs人の構図なら、例えば人がサービスを受ける約束をしたのにお店側が不履行をした場合にどこまで損害賠償を請求できるのかという具合です。

人vs人の構図なら、例えば相続があった場合に配偶者や子など相続を受ける人がどの割合で遺産相続できるのかという具合です。

状況や対象となる利害はその都度異なりますが、規定されたルールに基づいて問題を解決に導いていくことが法律の目的となります。

「大枠はだいたいこんな感じだよね」とイメージが持てると法律との距離がぐっと縮まると思います

法のピラミッド構造を理解すれば暗記が減る

法律は憲法を頂点とした構造ができています。

上にいくほど強力で下から上へは逆らえません。

たとえば憲法では思想・良心の自由などがありますが普遍的で広く通用する内容になっています

これでは色んなシチュエーションでのトラブルに対応できませんので、ピラミッドが下にいくにつれて内容がキメ細かく取り決められています。

また、同じ階層内でも上下がある場合もあります。

行政不服審査法と行政書士法は同じ法令ですが処分に対する不服の請求についてどちらも規定されています。

行政不服審査法は色んな処分に対する不服の請求が総則的に規定されているのに対して、行政書士法は行政書士登録の申請拒否処分に対する不服の請求が規定されています。

行政書士登録の申請拒否処分に対する不服の請求については、同じ法令でもより具体的な行政書士法が適用されるという形になります。

法律の構造が頭の片すみで理解できているだけで機械的な暗記が減りより理解がスムーズになります

初心者が理解しておきたいポイント2つ

初心者の人が独学で試験に取り組むときに、以下2つのことを受け入れて頑張ることが合格の秘訣だと私は思います。

必要なこと2つ
  • 他の受験者よりも時間がかかることを受け入れる
  • 初心者こそ学習計画とスケジュールの組み方が大事

行政書士試験の勉強時間を検索すると600~1,000時間あたりと書いてあるのをよく見かけます。

行政書士試験には法律関係の仕事に従事している人や、司法書士や司法試験を目指す過程で試験を受ける人もいます。

このような人たちや初心者を含めた全体を平均して600~1,000時間になるので、初心者の人は1,000時間以上勉強する可能性があります。

私の場合はだいたい1,200~1,300時間程度は少なくとも勉強していました

勉強時間だけを見ると大変だと思うかもしれませんが、それだけ合格した時のうれしさも大きくなります。

私の場合は法律がまったく分からないからこそ合格すれば新しいスキルが得られるという思いをモチベーションにして頑張りました

また、初心者の人はどうしても時間がかかるので、効率的な学習計画やスケジュールの組み立てが他の受験生よりも重要な取り組みになってきます。

時間がかかる初心者だからこそ無駄をできるだけ省いて最短距離で合格ラインまで近づけるかが合否を分けるカギになってきます。

初心者のオススメの独学の勉強法

法律初心者で独学合格した私の経験から、これから学習をする人に向けたオススメの勉強法を解説していきます。

私の経験から得たノウハウをお伝えします

スケジュールを決める

いつから学習開始するかを検討する場合、必要とされる学習時間から逆算してみるのがオススメです。

ベースとなる学習時間は1,000時間程度を下限として見積もるのをオススメします。

1,000時間学習する計算で試験日1年前の11月からスタートする場合は1日2.5~3時間、1週間で19時間程度の学習が必要な計算になります。

開始月11月12月1月2月3月4月
1日あたり2.5~333~3.53.5~44~4.54.5~5
1週間あたり192123262933
1か月あたり8391100111125143

1日/1週間/1か月単位で見た時の時間の確保ができる時期から学習を開始すると無理なく進めていけます。

学習計画が遅れることも見越して余裕を持ったスケジュールにするのがオススメです

学習時間の確保を人より頑張る

初心者の人は他の受験生より学習に多くの時間が必要となります。

学習時間の確保を積極的に行って試験日までに1,000時間程度の学習時間を捻出するようにしましょう。

忙しい人はなかなか時間を作るのが大変かもしれませんが、スキマ時間などをうまく活用するのがオススメです。

私は実際に以下の取組を行って時間を確保しました

時間確保の方法
  • 通勤・休憩のスキマ時間を利用する
  • スマホ操作時間や動画・漫画などを見ている時間を見直し削れるだけ削る
  • 少し早く起床し勉強の時間に充てる
  • 仕事が終わったらまっすぐ帰る or 勉強できる場所に立ち寄る
  • 余暇のうち削れるものを洗い出してみる
  • 習い事などの活動は一時的に中止する
  • 出社日に不足する勉強時間を休日で確保する
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分野を絞って集中的に学習する

行政書士試験は範囲が広いので初心者の人がまんべんなく勉強すると1年の勉強期間をかけたとしても合格ラインに届かない可能性が高いです。

全分野で平均的に得点を取り合格するというのは理想的ですが現実的ではありません

例えば基礎法学や商法・会社法は配点が低い割にやや範囲が広いです。

一方、行政法や民法は範囲は広いですがその分学習すれば得点に結びつきやすい分野と言えます。

メインの出題範囲の行政法・会社法を中心に学習を進めると効率的に高得点を狙うことができます。

最小の労力で高得点を狙うためには以下の戦略がオススメです。

オススメの戦略
  • 行政法>民法>憲法の優先順で重点的に学習する
  • 試験直前の1~3か月で基礎知識を学習する
    ※足きりがあるので注意
  • 試験直前の1~3か月で商法・会社法、基礎法学の重要論点のみざっくり学習する
    ※間に合わなければ最悪学習しない

行政法と民法と基礎知識で合格ラインをほぼ埋めてしまい残りを憲法その他で狙っていくのがコスパの良い戦略です。

詳しくは以下で解説しています

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教材はいいものを少数選んで使い倒すのがいい

初心者の人は教材は多く購入せず、いいものを何周もして使い倒すのをオススメします。

市販の基本テキストと問題集は内容がとても充実しているので十分合格ラインを狙うことができます。

たくさん教材を購入して多くの知識に触れるという考え方もありますが、学習期間も限られていますのでどうしても浅くなりがちです。

同じ教材を何度も周回することで分かっている部分はスキップして分からない部分だけを集中して学習していくことができるので効率がいいのです。

ポイント

選んだ教材を信じて反復して理解を深めるのが効率がいい

私のオススメは伊藤塾もしくは合格革命の基本テキストと問題集です

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もしいきなり基本テキストから勉強することに抵抗がある場合はもっとやさしい入門テキストがあります。

最初に大まかな外観を分かりやすく教えてくれますので、法律初心者の人は購入すると学習がスムーズになる効果が期待できます。

分からない部分に時間をかけ過ぎない

学習初心者の人は教材の内容が理解できなくて困る場面が数多くあります。

難しい法律用語や判例など序盤は意味不明なことばかりです

ひとつひとつ確実に理解しながら進めると時間がいくらあっても足りません。

少し考えて理解できなければ1か月後に学習してみたり次の周回まで後回しにするのがいいでしょう。

行政書士試験は合格ラインに届けばいいので全てを完ぺきに理解する必要はありません、他の分野の学習に時間をかけましょう。

また時間を空けて再度学習すれば法律への理解度も上がっているので、次はすんなり理解できる可能性も十分あります。

分からないものは分からないままにしておくテクニックはとても重要です

モチベーションを落とさないように工夫する

独学の最大の敵は何といってもモチベーションの維持です。

成長できている実感ができなかったり、毎日孤独な状態で学習を続けるとモチベーションは下がり続けていきます。

モチベーションが上がらない時期が続くとそのうち「もう行政書士の勉強をやめようかな」という考えがちらつくようになります。

私自身かなり怠惰な性格なので「勉強は面倒だし合格できなさそうだしやめようかな」という考えがちらつくことは多かったです。

モチベーションは適度にメンテナンスしていかないと一気に下がってしまい最悪挫折してしまいます

ですがモチベーションは工夫次第で維持することができます。

私のオススメのモチベーション維持の方法を紹介します。

モチベーション維持の方法13選
  • そもそもモチベーションにムラを作らない
  • モチベーションは下がるものだとあらかじめ理解しておく
  • 合格した姿を想像して落ちたモチベーションを取り戻す
  • 小さな目標をたくさん作る
  • 誘惑になるものから離れる
  • 勉強の過程を記録してみる
  • 学習を始めたきっかけを思い出す
  • ポモドーロ勉強法を導入してみる
  • レールから一度外れてもいいような学習計画を組んでおく
  • 少し休息を挟む
  • 試験の優先順位を上げる
  • 自習アプリを有効に活用してみる
  • 勉強の環境を変えてみる
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まとめ:初心者でも独学合格できる

行政書士試験に合格できる理由と具体的な勉強方法について解説してきました。

私自身学習が得意な方でもなく怠惰な性格ですが、初心者なりに戦える戦略を練ることで行政書士試験に独学合格できました。

アドバンテージのある経験者と同じ学習方法&学習時間だと競り勝つのはなかなかに難しいです。

初心者の人ほど学習計画や学習方法をよく検討して挑むのをオススメします

もっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください、私のノウハウの全てを詰め込んでいます。

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この記事が初心者の方の役に立つことを願っています。

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くろまる
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・30代会社員男性 ・仕事は経理関係 ・法律はまったくの初学者の状態で学習をスタートし合格 ・保有資格(試験合格含む)   行政書士試験合格   宅地建物取引士試験合格   日商簿記検定2級   ビジネス実務法務検定2級
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