【コスパ重視】行政書士試験の独学合格するのにかかった費用を紹介!
行政書士試験を受験するときに誰しもが費用を抑えたいと思うはずです。
独学という勉強スタイルは教材だけ購入しますので費用を抑えやすいですが、具体的にいくらかかるのかよく分からないと思います。
私は完全独学で行政書士試験に合格しました。
教材も極力買い過ぎず必要最低限のもので挑みました
そこでこの記事では私が実際に購入した教材とその費用を紹介します。
行政書士試験を独学でお金を極力かけずに合格するためノウハウを凝縮しましたので、独学合格を目指す人にとって必見の内容になっています。
- 独学合格した筆者の教材・模試費用は23,650円
- 基本テキスト+問題集+模試費用が基本、重点的に補強したい分野があれば追加費用が発生する
- 独学は教材費用を掛ければ合格率が上がる訳ではない
くろまる
Profile
30代男性サラリーマン
まったくの法律初学者の状態から独学で行政書士試験に合格しました。
勉強は苦手でも仕組化して何とか粘って頑張るタイプです。
保有資格(試験合格含む)
▶行政書士試験合格
▶宅地建物取引士試験合格
▶日商簿記検定2級
▶ビジネス実務法務検定2級
- 行政書士試験合格証を見る
私の実際にかかった費用
基本テキスト(3,300円)
問題集①(2,860円)
問題集②(2,860円)
サブ問題集の記述対策(1,760円)
サブテキストの民法改正関連(1,870円)
模試①(2024年合格目標:行政書士 全日本行政書士公開模試)(5,500円)
模試②(2024年合格目標:行政書士 厳選!直前ヤマ当て模試)(5,500円)
六法については私は伊藤塾の総合テキストに付属でついてくるハンディ六法で十分だったので購入しませんでした
さらに費用を抑えたい場合はメルカリなどのフリマアプリで購入するのもアリです。
メルカリがはじめての方は以下の招待コードを利用すると500円のポイントが付与されますのでこの機会に使ってみてください。
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教材はたくさん買わずにいいものを何度も読込むのが一番いい
以下は私の1年間の勉強スケジュールです。
1年間の大半はテキストと問題の往復がメインになります。
このとき大事なのはテキストや問題集を買いすぎないことです。
基本テキストと問題集をしっかり習得することができれば合格ラインを狙うことは十分できます。
色んなテキストや問題集を購入するとたくさんの知識・問題に触れるという考え方もありますが、学習期間も限られているのでどうしても浅くなってしまいがちです。
良質な教材を使い込むという意識がいいかと思います。
私のオススメは伊藤塾か合格革命の教材です
基本テキストと問題集以上に補強したい場合は追加費用がかかる
学習を継続していくと「もっとこの分野を補強したい!」「苦手なのでもっと練習したい!」といった要望が出てきます。
例えば行政法で大量得点をしたいといった場合、基本テキストと問題集ではカバーしきれない場合もあります。
私の場合は記述が苦手だったので記述対策をもっとしたいと思い追加で記述専門の問題集を購入しました
これらのサブのテキストや問題集は最初から購入する必要はありません、必要に応じて学習の後半に購入するのがいいでしょう。
独学の人は模試は受けた方がいい
私の経験上独学の人は少し費用がかかりますが模試を受ける方がいいでしょう。
- 試験の雰囲気を体験できる
- 時間配分や自分で考えた解答順序を試す場になる
- 自分の現状の弱みや強みを認識できる
独学の人は普段から孤独に勉強をしている人が多いです。
周りにライバルがいる状況での受験は最初はどうしても緊張してしまいます。
本番に近い環境で試験の感覚に慣れるためにも受けた方がいいでしょう
ちなみに過去問も合わせて解いた方がいいですが、直近6年分の過去試験とその解答は行政書士試験センターで無料で見ることができます。
行政書士試験センターでは解説が無いので、オススメは解説付きの「行政書士試験!合格道場」でも無料で見ることができます。
また、各年度の試験の解説についてはLEC東京リーガルマインドのチャンネルで無料で解説されていますので参考にすると復習がはかどります。
通信・通学と比較して12万円も抑えることができた
私の実際にかかった費用と人気の通信・通学講座と比較してみました。
通信講座はフォーサイト、通学講座はTACとそれぞれ比較しました。
独学と通信では23,650円と75,840円の差額52,190円節約でき、独学と通学では23,650円と149,600円の差額125,950円節約できたことになります。
圧倒的に安いですよね
私は確実に合格できるなら通信でも通学でもする選択をしたと思いますが、高い講座を選んで合格できなければ踏んだり蹴ったりだと思ったので独学を選びました。
費用差が大きい原因は人件費
独学・通信・通学をトレーニングで例えると以下のようになります。
通学は講師から直接丁寧にサポートを受けることができますが人件費がかかる勉強スタイルなので費用は高いです。
通信も専用テキストから動画配信、質問対応など人件費のかかったサービスを提供しています。
それに対して独学は教材を用意したらあとは良くも悪くも自分次第なので費用を抑えることができます。
私自身で言えばお金以外の面を見ても独学のスタイルが合っていたということもあります
私は仕事がなかなか忙しく固まった時間を確保しにくかったことや、自分のペースで学習したかったこともあり独学は最適のスタイルでした。
教材にお金を掛け過ぎなくても合格を狙うことは十分可能
通信や通学、教材費に高いお金をかけている人がいる中で、お金をそこまでかけずに合格できるか不安な人は多いかと思います。
お金をかけずに合格なんてそんなに都合よくはいかないんじゃない?と思うかもしれません。
実はお金をかける=合格率が上がるという訳でもありません
合格するのに大事なのは限られた期間で自分の中に知識をどれだけ定着させるかということです。
そう考えると市販の基本テキストと問題集も内容はかなり充実しているので、何回も何回も勉強すれば合格ラインに届く内容になっています。
また新しい教材を追加で買うと読み込むのにどうしても時間がかかります。
たとえばひとつの問題集を周回するのであれば、確実に分かる問題は解かずに不安な問題や間違えた問題のみ解き直しできますので効率も良いです。
まとめ
私は極力教材の購入は少なくお金をかけずして、同じものを使い倒す方法で合格しました。
行政書士は難関資格ですので学習費用をかけようと思えばいくらでもかけることができてしまいます。
そのほかにも行政書士試験合格後開業することになれば申請する都道府県にもよりますが登録費用だけで30万円近い費用がかかります。
さらには事務所を借りたりFAX、パソコンなどを用意するための初期費用はもっとかかります。。
そう考えると独学を選んで費用を抑えながら頑張ってみるのはとてもありな選択肢と言えます。
この記事が独学を検討している人のお役に立てれば幸いです。